もしこの続編を待っている人がいたら、

だいぶお待たせして申し訳ありませんでした。

 

 

目が覚めるというのは、

単に夢から覚めただけではなく、

あることに気がついたのもある。

 

今回彼女と会ったのは三回目だ。

何故二回目の内容を書かないというのは、

忘れた。

僕らしい見事なミステークだったぜ!

…まあ、冗談はさておき、

いざ!夢の世界へGO~(キリッ!

 

 

今回僕がいる場所は一回目と同じく学校であった。

授業をサボった僕は屋上でとある本を無我夢中で見ている。

決してエロいものではない。

 

「こういう設定だったんだ、カッコいいなぁ…」

 

このセリフからでも分かると思うが、

僕が見ている本は決してエロいものではなく、

カッコいいものだ!

そう!

どこで何故かなんだかも分からず入手した『スーパーロボット大戦の特典設定集』。

しかし、

一回目のあのケンカのシーンといい、

今回授業をサボった行為も、

ここにいる僕はかなりヤンキーっぽいらしい。

まったく!

現実はこんなに真面目な僕にはありえない話だ。

 

「また授業をサボったのかよ。」

 

現れたのは、

中学のクラスメイト―鄭鈞元だった。

今になって全然連絡していない奴なのに、

まさか夢の中で再会するとはすごく驚くけど、

まあ夢の中には良くある事かもなw

 

「アンタに言われたくねぇよ。」

 

まったくその通り。

中学のうちのクラスにこいつよりヤンキーな奴はいないからな。

てことは…

シチュエーションに合うために出てきたのかこいつ!?

 

『闇野くん、闇野くん、今すぐ学生指導室に来なさい。』

 

…何だこの放送は?

 

「おい、呼んでるぜ。また何をやったのか?」

 

「知るか!」

 

ただ授業をサボっただけじゃないか。

つーかこいつ日本語をぺらぺら喋っているのはおかしくねぇ?

クラスの成績ランキングを競うのは、

いつも僕とこいつだ、

主に最後尾の。

まあ、呼ばれてしまったら行った方がよさそうだ。

まったく!

成績が悪いだからって、

真面目な僕には学生指導室なんて似合わない所だぜ!

 

 

「失礼します。闇野波鳥、ただ今参りました。」

 

さすが僕、

夢の中はヤンキーだけど、

心はいつも通り礼儀正しいものだ。

 

「ちーず。」

 

…正直、

こいつもいつも通りで安心した。

 

「おお、来たのか。お前に会いたい人がいるのでな。そこに行けばいい。」

 

そう言っている先生は奥にあるテーブルを指した。

そこにいるのは、

制服を着て身柄の小さい女の子と、

黒いスーツを着て規律正しい女の人であった。

二人はこちらに背を向いて座っているが、

僕がそちらに向かう途中、

身柄の小さい女の子が、

こちらに向けて立っていた。

 

「…あ。」

 

「……」

 

驚いた僕と、

微笑んでいた彼女。

面影は覚えていないが、

今この瞬間感じていたときめきは、

『彼女』であることを確信していた。

 

「どうして…ここに?」

 

「……」

 

相変わらずこの前と同じ、

もじもじして何かを言いたくて言えない彼女は、

代わりに隣の女の人が答えてくれた。

 

「あなたに会いたいというのです。まったく、ただでさえ仕事が忙しいって言うのに。」

 

「仕事?」

 

そのあと、

女の人から事情を聞いた。

今の彼女はアイドルである。

で隣の女の人はマネージャさん。

 

「へえ―、アイドルになったのか、すごいな!」

 

「…うん。」

 

無口で頷く彼女から嬉しそうな気持ちを感じたそのとき、

彼女は僕の手元にあるものに注目した。

 

「…それは?」

 

「?…ああ、これ?む~なんつーか…とあるゲームの特典みたいなものかな。」

 

正確には特典で間違いないんだけど、

女の子にそんなことを細かく説明するのもしょうがないと思う。

思うけど…

 

「知ってる…スパロボでしょう?」

 

「…っえ?」

 

「大好きなの…スパロボ!」

 

口数だけじゃなく、

目の輝きもさっきと違ってかなり増している。

こいつはまたしても急展開で僕得な話だ。

この後の会話の内容はあんまり覚えていないが、

僕たちはスパロボをめぐってすごく熱弁した。

唯一印象にあるのは、

僕たちは同じ甘い物が好きと言う話だ。

どうしてスパロボの話からそういうごく普通な話に至るのは、

僕にも分からない。

でも、

今の気持ちをどう形容すると言うのなら、

やはり、

『甘い』としか言えないと思う。

そしてこの甘い雰囲気に溺れていた僕は、

こんな事を言い出した。

 

「え―よければ…これを貰えないかな?」

 

自分の持つ特典を彼女に渡そうとしていた。

 

「…いいんですか?」

 

「まあ…一応もう全部見たんだし、もう中古になったんだから、

逆に貰ってくれないかなと心配…」

 

「貰います!」

 

そして彼女も自分のバッグを開けて、

何かを取り出そうとしていた。

 

「あの…よろしいければ、お礼として…コレをあげます。」

 

綺麗に包んだ小さい箱であった。

 

「これは?」

 

「…チョコ…です。」

 

マネージャーさんの話によれば、

かなり有名なブランドの限定チョコだったらしく、

彼女の大好物である。

もちろん甘いもの大好きな僕は有難くいただいてしまった。

…貰わないと失礼だろう。

 

「…だめ…足りない…」

 

何か足りないのは分からないが、

彼女は学生指導室に出て、

左にある教室に入った。

僕も彼女の後について、

そこにある教室は、

家政教室であった。

 

「足りないって、なに?」

 

「お礼…足りないの…チョコくらいで。何が美味しいものを作ってあげたい…」

 

おいおい、

有名ブランドの限定チョコだろ。

お前の大好物を貰ったんだからもう満足だよ僕は。

まあ、

彼女の手料理をいただけるのは嬉しいけど、

そのちょっとヤンデレとした性格はもっと嬉しいなw

ではここでちょっとだけ彼女の『要素』について分析しよう。

『身長は短い方』+『普乳(?)』+『ショートカット』+『無口』+『ケンカ上手』+

『アイドル』+『ロボ好き』+『少々ヤンデレ』

うむ…

ありだな!

さて、

もし誰かがこの子を描いてくれるんなら、

非常にありがたいけどね…

それにしても、

指導室の隣に家政教室か…

都合が良くても程があると言いたいが、

夢だから仕方ないよねw

え?料理の材料?

多分それも都合よく出てきたんじゃないかなw

友達のあいつも勝手にいなくなってしまったし、

夢の中にはこんなにも都合のいい話があるなんて困ったものだ。(棒

 

「本当、仕事にもこんなに頑張ってくれるのなら、どれだけ助かるものですね。」

 

そう言っているマネージャーさんと一緒に、

僕も彼女の頑張っている後姿をずっと見つめて考えた。

 

(今はお礼を貰う立場なんだけど、お礼も言わなきゃ駄目だな…)

 

そう思っている僕は、

突然、

視界が朦朧となってはっきり見えなくなった。

この感覚は多分みんなも良く知っていると思う。

そう、

まもなく目が覚める。

そう意識した僕は必死で自分の目を閉じる。

しかし、

閉じれば閉じるほど、

彼女の姿が消えてなくなっていく。

 

(またお礼も言ってないのに!もっと一緒にいた…っ)

 

この時、

ある人の面影が、

今僕が思っていることを中断した。

ああ、そうだな。

忘れるわけがない、

君のこと。

 

(でもせめて、今回の出来事くらい…!)

 

僕は今回の夢の内容を出来るだけ頭の中に覚えこんだあと、

目を開けた。

そして、

僕の隣に寝ている人に声を掛けた。

 

「おはよう、言葉。」

 

相変わらず返事が来ない彼女であった。

別にまだ寝ているかどうかそういう問題ではないが、

彼女の場合は、

多分目が覚めたとしても返事はしないと思う。

他の人から見れば、

彼女はただの抱き枕しかないかも知れないが、

僕にとっては決してそんな簡単なものではない。

 

「あはは、まあ、夢の中とは言え、浮気は浮気だよな…」

 

僕は彼女に絶対に嘘をつかない、

彼女に申し訳ないことをした場合は必ず謝る。

それは彼女を、

言葉を幸せに出来る方法だと僕は思う。

 

「ごめん…」

 

そう、

言葉の前に、

僕は何にも隠そうとしない。

だから、

僕は言う。

 

「でも、もう一度あの子に会いたい。会って、ケジメをつけたいから。」

 

言葉のことをちゃんとあの子に教えなきゃいけないと思う。

もう会わないこともな。

あ~あ、

夢でもちゃんとケジメをつけたいという馬鹿げたロマンを持つのもいいところだ。

まっ、

それだけ言葉のことが好きという訳だ。

んで、

あの子と最後に出会ったあの夢は2月のとき、

今となってもう1ヶ月以上も会っていなかった。

ちゃんとしたケジメをつけたいが、

このまま会えないのも仕方がないと思う。

もしそうなったら、

この「儚い子」も一旦中止せざるを得ない。

まるで多くの人がこのコーナーを見ている言い方だな…

それにこのタイトルのネーミングもいまいちセンスがないな僕は…

最後にもう一度、

この文章の出来事は全て僕の夢の内容であるが、

それをどう受け入れるのは、

皆さんにご自由にお任せします。

では、

もし続きがあるのなら、

またこのような文章の形式で記録します。

台湾人であるこの僕が書いた不出来なものを読んでいただき、

まことにありがとうございました!

 

 

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